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当サイトは、新たに酪農家になりたい人に向けたポータルサイトです。牧場を譲り受けたい人と牧場を譲りたい人をつなげるマッチング機能もあります。酪農家になるには相応のコストが必要ですが、「第三者継承」の仕組みを活用すれば、貴重な酪農家の財産を引き継いで独立することが可能です。当サイトを通じて酪農の仕事への理解を深めるとともに、牧場を継承する選択肢を検討してみませんか。また、牧場を譲ることを検討している方は、ぜひこちらのページから牧場のプロフィールをご登録ください。
酪農の仕事とは
酪農とは、乳牛を飼育し乳を搾る仕事です。牛乳をはじめチーズ、ヨーグルト、バターなど、食卓に欠かすことのできない様々な乳製品の原料となる生乳(殺菌前の牛乳)を、一日も休むことなく搾り、出荷し続けます。牛の世話、搾乳、飼料作り、牛舎の清掃、繁殖など仕事の内容は幅広く、愛情を持って牛と接する仕事です。
一般的に、酪農家では2回(※1)の搾乳を毎日欠かさず行います。「見回り・餌槽清掃→牛への給餌→牛床の清掃→搾乳→見回り・清掃」の一連の作業を午前と午後に1回ずつ、作業の合間に牧草収穫など餌作りや仔牛の哺乳・世話、ふん尿処理なども行います。
(※1:1日3回搾乳を行う酪農家もいます)
また、繁殖スケジュールの管理も重要な仕事です。出産から次の出産までを12カ月サイクルで管理し、年間10カ月間の搾乳で1頭の母牛からおよそ8,000kg以上の生乳を搾ります。
牛にとってストレスのない快適な環境を整え、美味しい生乳を毎日安定して出荷するため、酪農家の仕事には休日がありません。作業を代行する「酪農ヘルパー制度」を利用し、冠婚葬祭や家族旅行、休日を確保するなどゆとりを持って働ける工夫もなされています。決して楽な仕事ではありませんが、動物と関わる仕事がしたい、大自然の中で体を動かす仕事がしたいなど、酪農の仕事に興味・やりがいを感じ、異業種から酪農家を目指す方も増えています。
家族やパートナーの理解と協力のもと、地域の人々と関わり、助け合い、6次産業化などに工夫して取り組むことで高い収益を上げている経営者も少なくありません。自分の夢や目標に向かって努力を惜しまない、地域の人々や先輩方に教わりたい、新しいことにチャレンジしたいなど、何にでも前向きに取り組む考え方・姿勢が、酪農経営の成功に結びついています。
【出典元】
公益社団法人中央畜産会「牛飼いになりませんか? 酪農経営を目指す方へ」
国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 マネジメント技術プロジェクト「農業経営の第三者への継承―進め方とポイント―」
公益社団法人中央畜産会「牛飼いになりませんか? 酪農経営を目指す方へ」
国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 マネジメント技術プロジェクト「農業経営の第三者への継承―進め方とポイント―」